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第21回優勝 森吉選手

  • 執筆者の写真: riddlef355
    riddlef355
  • 2021年11月29日
  • 読了時間: 4分

更新日:2022年10月19日




ベスグロ賞:森吉選手

ニアピン賞:森吉、神田、酒井選手

ドラコン賞:原、酒井選手


次回HCP改定者

森吉選手:12 ⇒ 9

中澤選手:16 ⇒ 14




当選馬券:4-6

当選者:森吉、大木、中澤選手の3名

配当ポイント:18,000





















































秋の到来を告げるうろこ雲が溶け、11月に入ると空が気持ちよく透き通って行く。上空を寒気が抜けていくのだろう。雲一つない空の下に14名の勇猛果敢な老武者が、パッティング・グリーンでボールの転がりの感覚を確かめている。


小春日和の暖かな陽射しの中で、身体がほかほかとぬくもる。近くで歓談している連中の横顔には、今が一番楽しい一刻なのか瑞々しい笑みがあふれ、全身が光りかがやいて見えた。皆に逢えるこの時を待っていたのだろう。みんなでこうやってゴルフができることが嬉しくてたまらないのだ。あの遠い日の少年・少女と重なる表情である。


コンペ会場は、「高根カントリー倶楽部」。

50年以上の歴史を持つ名門コース。古き良き伝統のあるクラシックな雰囲気を醸し出しているゴルフコース。緩やかで広いフェアウェイは、景色のプレッシャーを軽減させてくれるが、油断していると打ち上げや砲台グリーン、顎の高いバンカーに苦しめられる。


久々のコンペということもあり、優勝を狙って誰が隠れてこそこそ練習しているかは本人しかわからない。全員かもしれない。ゴルフはあくまでも自分との闘いであり、沢山練習したから必ず優勝できるわけでもない。コンディションの良い日もあれば悪い日もある。優勝するためには、様々な良い条件や運も必要になる。価値ある優勝はたった一人だけなのだから。


前回、前々回と立て続けに優勝を逃し、準優勝に甘んじている菊池選手は三度目の正直を目指していたが…。コソ練で80台のスコアを叩き出し、もしかしたら勝てるかも、なんて夢を描いていた加藤選手。『小原が優勝出来て、なんでこの俺が出来ないんだ!』と、怒り狂って様々なコースで練習を重ねていた合田選手。ゴルフ合宿、練習場では500球、週に2~3回のラウンド、優勝する気満々の奥川選手。


そして結果は…


優勝に輝いたのは、V6を達成した森吉選手でした。グロス87、HC12,ネット75。

6回も優勝して申訳ないような表情をちらっと見せたが、優勝記念写真ではいつものように誇らしげな笑みを浮かべ満足げだった。


準優勝の中澤選手は優勝者とネット同スコア(75)だったが、森吉選手の少ないHCが優先された為、いちばんを逃し無念の涙を呑んだ。表彰式では無念を味わっていたが、2次会ではもう平気な顔をして好きなお酒を愉しんでいた。


表彰式も終わり会場をあとした。


陽は既に傾き始め、西荻の駅前は買い物をしている人や通学・通勤帰りの人たちで賑わっていた。古くて小さな陶器を売っているお店が目に入り、お婆ちゃんが店の奥で店番をしていた。お婆ちゃんに聞くと、もう50年もここで商売をやっているそうだ。我々が中学で出逢った頃と時が同じだ。昭和の時代に戻ったような佇まいになんか親しみが持てた。かわいい猫の顔が描かれた小皿をつい衝動買いしてしまった。


欧風の洒落たお店もあるが、下町風情のあるちいさな焼き鳥屋や小料理屋もあり、路地の奥の、またその奥のどん突き当りに小綺麗な女将さんが割烹着を着て待っている縄暖簾お店がありそうだが…。


肝心の2次会は、西荻の小さな繁華街から少し離れた処にある、隠れ家的なお店。「べた凪」という釣り好きな大将が切り盛りしている。


その店は田胡選手が贔屓にしている店で、その日に釣った魚を捌いてテーブルに出してくれる。鮮やかな包丁さばきが刺身の食感や味を引き立たせてくれる。ここは、ふらっと行っても満席で入れない、必ず予約が必要だそうだ。その日は、田胡選手に仕切って頂き、飲み放題の貸し切りにして頂いた。


その日に釣った魚は新鮮で食感が良く、プリプリでうまかった!


里和選手は今回コンペ参加予定だったが、足の小指を骨折して出場は出来ず、2次会に参加して頂いた。中学時代と変わらない体型・髪型で巧みな話術を武器に、皆をシーンとさせたり、笑わせたりとコロナ感染などの面白い逸話を交えながら次々と披露してくれた。クラブも揃えたし、次回からは我々のメンバーとして参加して頂けます。HC取得後は是非優勝を狙って!これで天中23ゴルフ会も15名になりました。


次回の日程

2022年3月24日(木)、コンペ会場は後送。



ふり返って見れば、昨年からコンペ後の飲み会もなく、語り合うことすら許されなかったが、こうやって少しほろ酔い加減で気兼ねなく話せる仲間がいまでも元気でいることが嬉しい。


あの遠い日から50年が過ぎた。小春日和の陽射しを全身に受けて、みんながまぶしく光っていた。どんな人にもかがやく一瞬があるという。我々はいまが人生一番楽しい時期なのかもしれない。


そろそろ、『べた凪』はお開きの時間だ。少し赤ら顔の表情には、少年時のきらめいた光が重なった。この仲間からは、他とは違う妙なぬくもりが伝わって来る。



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