第12回優勝 森吉選手
- riddlef355
- 2018年11月15日
- 読了時間: 4分
更新日:2022年8月17日



ドラコン賞:奥川選手、 原選手
ニアピン賞:加藤選手、河合選手、菊池選手、大木選手
馬券当選者:菊池選手の総取り

今回は、コンペが行われる「児玉カントリー倶楽部」の給水装置が壊れ、当日はお風呂が使用できないというアクシデントに見舞われた。その代わり、近くにある「こだま温泉」の無料利用券を頂き、プレー後は着替えもせずにそのまま温泉風呂へ直行となり、いつもなら、ゴルフ場で表彰式&パーティを行うのだが、今回はそのような事情で2次会の会場で結果発表となった。
既にコンペの熱い戦いは終わり、ここは二次会の会場、「さかなや道場 荻窪南口店」に、英子ちゃんを除く全員が集まっている。残念ながら、彼女は家の事情でどうしても参加出来ず、コンペの結果がどうなったかもわからないまま、帰宅することになって、さぞ辛かったのではないか。自分が優勝するかもしれないという思いを胸に、後ろ髪をひかれる思いであったのだろう。
結果発表(二次会)に参加出来ない英子ちゃんは、‘優勝したらどうしよう?ヒデちゃん、代わりに優勝カップ受け取っておいて!’と、まるで自分が優勝することを想定する当たり、なんとも彼女らしい自信の表れかもしれない。
二次会の会場は、その日のゴルフ談義に花を咲かせ、今回の優勝争いに絡むのは誰かを予想するというよりも、皆が皆、‘たぶん。。。。。今回はもしかしたら。。。。’自分‘ではないか..!?’と、腹の底でほくそ笑んでいるような気がした。にたにたした笑いが次第に本格的な笑いに変わっていき、酒は急ピッチでビールやらハイボールを次々に注文し、若い女性店員が重たいジョッキをいくつも抱えて持ってくる姿は、見ていても痛々しく気の毒に思えた。それでもそんなことはお構いなしに、飲み放題を利用しながら久し振りに旧友との再会を楽しんでいた。
「コンペが終わった後、皆の嬉しそうな顔を見ながら、バカ話をしたり。いいんだよなぁ~、これが。18ホールをラウンドした後の、全身に広がる、この、けだるい倦怠感を感じながら、うまい酒が体に沁みっていく感じが。。。。もう、たまんない!」
3カ月ぶりに合流した同期生は、ゴルフ談義やら麻雀談義やら女談義にふけって、好きな酒を絶え間なく煽っていた。
「おい、ちょっと聞いてくれ!」田胡幹事が、何やら、この人も、にたにたした表情でコンペ結果の入っている封筒の中を覗いている。
「今回は今までになく、熾烈な争いになっている。ちょっと聞いてくれ。優勝から6位までのネットの数値が僅か「1.4」!上位6人が‘たった1.4打差’で争っているんだ。今回の馬券も荒れるかもしれないよ~ん!」
「誰かな???」、とその場がざわつくが、内心皆が自分だと思っている空気もあった。
「幹事が独りだけニヤニヤして。。。。!!!!」と、幹事にブーイングを浴びせるが。
「だって、幹事の特権だもん!」と愉快そうにニタニタと笑いながら、グラスに残っていたハイボールを飲み干していた。
そして、田胡幹事はおもむろに封筒から成績表を取り出し、下位の順から発表を始めていた。
BM賞から7位までの成績が発表された。
「残る6位から優勝まで、1.4打差で惜しくも6位に入ったのは…….
神田選手!グロス91、HCP15.6、ネット75.4!」
「続いて5位、グロス98、HCP22.8、ネット75.8!加藤選手」
「続いて4位、グロス100、HCP25.2、ネット74.8! 洞庭選手!」
「3位、グロス96、HCP21.6、ネット74.4! 奥川選手!」
「じゃあ~ん!それでは、準優勝、2位の発表です。
グロス98、HCP24、ネット74で…………… 菊池選手」
「優勝は、グロス86、HCP12、ネット74で森吉選手!なお、2位の菊池選手とネット同点だが、
ローハンディが上位ということで、森吉選手の優勝になりました!森吉選手はこれでV3達成!」
「馬券当選者は、2-5で、菊池選手の総取りです!」
その日の朝は、急に気温が下がったせいもあり、紅葉の色が一段と鮮やかに見えた。澄み切った空は成層圏まで突き抜けて、朝露に濡れた芝生からの照り返しが眩しく、コース全体を秋色のいい色に染めていた。
今回の児玉カントリー倶楽部は、敷地内のフェアウェイが広く使え、グリーンまでの見通しもよく、アップダウンも少ない、誰でも楽しめるコース。バンカー等のハザードも少なく、皆、思いっ切りドライバーを振りまわし、秋の空いっぱいに満面の笑顔を浮かべて、いつものようにゴルフを楽しんでいた。その中、原選手は突然の虫垂炎手術に加え、術後の胃腸炎に苛まれ、ゴルフクラブを振ることも許されない日々を送っていた。
今回の結果で、森吉選手が早くもV3を達成する運びとなってしまったが、今回、僅差で敗れた選手は、1打差の重みを痛感したと思う。このような熾烈な戦いが次回も続くのか…。

























































































































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