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第14回優勝 田胡選手

  • 執筆者の写真: riddlef355
    riddlef355
  • 2019年6月13日
  • 読了時間: 7分

更新日:2022年8月17日






ドラコン賞:奥川選手、 河合選手

ニアピン賞:IN 中澤、奥川、OUT 中澤選手、該当者なし

馬券当選者:田胡、森吉、大木、河合、菊池、小原選手


6月上旬は真夏のような暑さが続いていたが、コンペの一週間前から朝から激しい雨が降ったり、夕方からパラパラと雨が落ちて来たり、傘を手放せない梅雨らしい季節に突入していた。

前日まで梅雨らしい細かい雨が降っていたので、当日の天候が危ぶまれた。が、なんのことはない、そこは日頃の行いが良いかちょっと微妙だが、森吉幹事が熱願すればその日の気温は夏日の26度まで上昇し、雲一つない青空から強い日差しが降り注ぎ、風も無く、楽しいコンペの始まりといった様相であった。

「おはよう!」

「久し振り!」

「どう、ゴルフの調子は?」

っと、スタート前はいつでもすこぶる元気が良いだが。

コースは、関越道坂戸西インターから10km程の距離にある、「さいたまゴルフクラブ」。なだらかな丘陵地に造成されたコースではあるが、アウトコースは挑戦意欲を掻き立てる印象的なショートホールがあり、インコースはというと林間風の趣きもあり比較的フラットに設計され、それぞれの景観に飽きることなくプレーを楽しめる。テーショットは、ハザードがあまり気にならない程度に、遠慮がちに設計されているような気がした。グリーン上の起伏も比較的少なく、意外とスコアも纏まるのでは!?っと、云った好印象を受けた。

しかしながら、実際にいつもの連中とプレーしてみると、グリーン周りをしっかりガードしているバンカーがあったり、セカンドで高い木がボールの行方を邪魔して、前方のグリーンを遮るようになっていたりと、それぞれしっかりとガードの役割を果たしていた。

さいたまGCは優しくて簡単に見えるようだが、距離の長いミドルホールや落差の大きいショートホール、そして200ヤードを超えるショートホールがある。それらが戦略的に18ホールの中で巧妙に配置されていることで、スコアは上手く纏まるようでそうはいかない。最後で帳尻が合うようにできている。パーを取って喜んでいると次のホールで大叩きをするのである。

今回の第14回コンペは、ハンディキャップ制(HCP)の初の大会となり、全員が自分のハンディを背負いながら、プレーをすることになる。見えない敵と正面から直接対峙し、自分なりにどう攻略するかを見極める必要が出てくる。いままでのダブル・ぺリア方式のように、「運まかせ」というわけにはいかない。

プレッシャーの掛かる景色とどう向かい合い、ハザードをどのように避け、自己のHCPとどう闘うか。

梅雨だというのに、嘘のように気持ちのよい日和が邪魔をして、冷静さを失うかもしれない。

優勝候補筆頭組は、コンペ前の練習ラウンドで92を出した「ダンロップキング」こと洞庭選手も、地元コンペでベスグロ優勝した「マダムのしなり」の奥川選手も、埼玉の河川敷でベスト・スコアを出した「孫の手シンボル」の合田選手も、今回は優勝が一瞬見えたように思ったが、そうはさせじと伏兵が無言のプレッシャーを掛けるのである。

V5を狙うモリキチ幹事、大木選手の御両名は、いつもはレストランで朝から酒を煽っているのだが、今回は、ドライビングレンジで打ち込んだり、パッティンググリーンで、早くから芝の感触を確かめたりと、スタート前に暗黙のプレッシャーを掛けているのである。大木選手は、ドライバーからアイアンまでクラブを一新し、いい気分で今日のコンペに臨んでいる。HCPも相当数あり、その顔はいつもの“にたにた顔”である。

「ゴルフも蕎麦も手打ちでしょう」の中澤選手は、馴染んできた新兵器のアイアンが好調で、粘り強く戦う姿勢を崩すことはない。HCPも充分にあり、堅実派スタイルの中澤選手は、本命とは見えづらいカメレオンのような保護色で敵を欺くのである。

キレイキレイの原選手は練習ラウンドでパーを取るも大叩きをするホールがあり、スコアが纏まらず不安材料はあるが、一癖も二癖もあるコース設計であるならば、肩肘張って愚直に正面からぶつかるより、確実にフェアウェイにボールを置くことに集中したはずなんだが・・・。

前回コンペでレベルアップした「闇の黒幕」の河合選手(前回8位)は、乱れ髪スタイルのスパイラル・パーマで、「今回は少し上位を目指す!」っと、心の中で呪文を唱えるように、両脇を固めてパッティング練習に取り組んでいた。

「ぼやきのチャーシュー麺」こと菊池選手は、前回、検査で「不整脈があります」とドクターに言われ、入院治療で出走停止。しかし、復活は早く今回はお気に入りの黄色シャフトとグリップが付いている7W他(新兵器)をバッグに入れて、「可愛いでしょう!」と、超ご機嫌。ダフルのが、めちゃくちゃ怖いとは言いながら、手術の事も忘れて旧友と心楽しい気分になっていた。

伏兵の一員であった加藤選手は、膝の故障が思った程回復せず、当日の朝、出走を断念せざるを得ないという結果となり不戦敗となった。神田選手は、コンペの数週間前に夜道で、酔っぱらって側溝に足を踏み外し、すね・膝・腰に、歩けない程の強い打撲を受け、「出走はするが入賞は無い」と男気あふれる敗北宣言。

田胡選手は神経痛で自ら出走停止状態であったにも関わらず、腰の状態が良くなり、「緊急参戦」を宣言するも、落馬の可能性あり。と、この不思議をどう解釈して良いやら判断に迷うのである。

7:53分。森吉幹事の率いる一組目から順にティーオフが始まった。

そよ吹く風もなく、見上げると空には雲一つなく、ただ強烈な初夏の陽射しが眩しい。

“梅雨の晴れ間”とは、今日のような日和のことを言うのだろう。

前半戦9ホールは、堅実派・中澤プロがベスグロ&優勝を目指すべく、カートに映し出されるモニター(順位表)の一番上に常時名前が表示されている。もちろん、それはグロスの数値であり、彼の優勝が確約されているわけではないのだが。モニター表示の順位を目で追って行くと、その次の名前に違和感を覚えた。あの腰痛で痛みをこらえていたはずの田胡選手が中澤プロの次に来ているではないか。それも、ボギーペースで。うーむ。

普段通りのプレーが出来れば、HCPをもらってパープレーになるのだが、競技になると普段通りの、いつものプレーが出来なくなったりする。なぜかはわからないが、ゴルフはそういうもの。メンタルのスポーツなのだ。ドライバーは、上半身・下半身の様々な部位を使って、正確に、遠くに、飛ばさなくてはならないが、そこに景色のプレッシャーが思うようにさせなかったりする。アプローチやパッティングの場合は、微妙な力加減で低く転がしたり、柔らかくふわっとボールを浮かせたりと、メンタルだけでなく技術も必要になる。なかなかうまくいかない。

後半戦は、中澤プロが前半と同様に堅実に纏め、今回、ベスグロをもぎ取った。しかし、彼が笑顔で優勝カップを抱える姿を見ることはなかった。

今回の優勝者は、ベスグロの中澤選手をマークするように、すぐ後ろにぴったりくっ付いていて、カートのスコアボード(順位表)は、常に上位に表記されていた。もちろん、優勝した彼は、中澤選手以上にHCPを持っていた。

モリキチ幹事から、優勝者の発表です。

「田胡選手、優勝おめでとう!」

我々参加者は、この発表をきつねにつままれたような思いで受け取った。

自ら「出走停止」を宣言した彼が、「緊急参加」で出走し、まさかの「優勝?」・・・

それでも、田胡選手は喜色満面の顔で、V3を指で示しながら、誇らしげに優勝カップを抱え込んでいた。

改めて「優勝おめでとう、田胡選手!」

打ち上げは、中華料理店 嘉楽飯店(荻窪)でいつものどんちゃん騒ぎが繰り広げられた。

お店の女性店員は、皿に入れた美味しい料理が出来あがるとすぐに我々のテーブルに運んでくれるのだが、そうすると、美味しい料理にお酒が進み、すぐさまビールだ!ハイボールだ!サワーだ!となる。料理皿の隙間には空いたグラスが列をなすが、店員が合間を見てこまめに小皿やグラスを片付けてくれる。なんとも素晴らしい店員たちではないか。これで3000円はお得!

小原選手、洞庭選手、合田選手の3人は、ビール以外に、気持ち良く紹興酒を煽っていた。

「次は俺たち三人の中から必ず優勝者を出す!」という意気込みが感じられた。

そう言えば、今回落差の激しいショートホールで、グリーン周りで6人がプレーしてたね。

第十五回の日程は、9月12日(木)。コースは武蔵野の杜カントリークラブ。

座骨神経痛の田胡幹事、新しい企画も楽しみにしています。

カメラ小僧!次回はちゃんとバッテリーを充電してこい!。は~い!

優勝者の田胡選手と惜しくも準優勝の中澤選手は、次回のHCPが変更になりましたのでご確認くださいね。

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