

第27回優勝 原選手
スタート前に降り出した梅雨の雨は、小雨から本格的な土砂降りに変わり、すぐに止むどころか、ますます強さを増すばかりであった。一粒一粒、形が目で確かめられるほどに大粒の雨で、風を伴わないまっすぐの雨。この雨は何もかも濡らすまで、いつまでも降り続いていた。
2023年6月22日


第26回優勝 酒井選手
季節はゆっくりと、しかし、たしかに動いていく。
年を越して1月から2月を経て3月へ、寒い冬が明けて、暖かい春がやってくるのを待っている人はたくさんいる。
少しずつ寒さが和らぎ梅の花が咲き始め、冬の終わりとともに春の訪れを感じる。厚手のコートを脱いで薄着になり、桜の開花の季節を待
2023年3月23日


第25回優勝 原選手
今秋は例年に比べると気温が高かったせいか全国的に紅葉が遅かった。
師走に入ると急に冷え込みが厳しく、津久井湖周辺の樹々は紅葉から落葉に変わっていった。近年の気候変動による地球温暖化で今年も残暑は衰えを見せず、11月になっても20度以上の気温が続いていた。残暑は長く、秋短し。
2022年12月8日


第24回優勝 合田選手
着替えを済ませクラブハウスから出ると穏やかな初秋の風が立ち、頭上を見上げると清澄な秋空が広がっていた。前回のコンペ直前に神田選手が心筋梗塞を患い、参加を断念せざるを得なかったが、あれからわずかの間に夏は過ぎ去っていった。
2022年9月22日


第23回優勝 金沢選手
梅雨入りにはまだ早い6月の初め、第23回天中23ゴルフ会が始まろうとしている。
空は良く晴れていたし、季節もちょうど春と初夏のどっちつかずのいい具合で、ティーグランドに立っていると、爽やかな風がシャツの隙間から上半身の中を通り抜けて、戦いが始まる前の火照った身体の熱を綺麗に拭い
2022年6月2日


第22回優勝 奥川選手
いつの年も、桜の季節が近づくにつれて、桜前線が発表され、どこそこの桜は何分咲き、どこはすでに満開と、桜の季節の名所の美しい映像がたびたびテレビにも映し出される。
2022年3月24日


第21回優勝 森吉選手
秋の到来を告げるうろこ雲が溶け、11月に入ると空が気持ちよく透き通って行く。上空を寒気が抜けていくのだろう。雲一つない空の下に14名の勇猛果敢な老武者が、パッティング・グリーンでボールの転がりの感覚を確かめている。
2021年11月29日


第20回優勝 酒井選手
コンペは、雨こそ降らなかったが朝から曇天だった。
今は、コロナという先の見えない長いトンネルに入ったまま抜けだすことができない。コミュニケーションという、お互いの意思や感情を伝え合うことで、仲間がどれ程元気なのか、またそうじゃないのかがわかるが、その辺の細かい心の機微を察するこ
2021年3月25日


第19回優勝 森吉選手
「うわぁ、やっぱ寒いねぇ」
「都会のコンクリートジャングルと違って、山の方は気温が違うよな」
空には鉛色の雲が重苦しくたちこめ、冷たい空気を隙間風のように送ってくる。少しでも風が吹くと、うなじの毛穴がきゅっと締まりそうなほど山間の空気は冷え込んでいた。
快晴のお天気なら浅間山や
2020年12月3日




















